遺伝子検査でAGAの先読み準備を！

今は髪がふさふさしているけど、
自分の父親ははげてるし、
母親は部分用かつらをしている。

さて、
今後自分はハゲの道を進むのだろうか。

もしこういった状況で、
「今後ハゲになる」と分かっていたら、
インターネットでハゲ予防についての知識を得たりして
準備できますよね。

では、ハゲを予測する事ができるのでしょうか？

それがAGAの遺伝子検査です。

AGAは、頭皮にある男性ホルモンが、
　　　↓
５αーリダクターゼという酵素によって
　　　↓
ジヒドロテストステロン（DHT）に変換され、
　　　↓
DHTが毛母細胞にあるアンドロゲンレセプター
というところに結合する事によって
　　　↓
「脱毛シグナル」が出される事により
　　　↓
起こります。

AGAの遺伝子検査は、このアンドロゲンレセプターの数を調べる検査です。

しかし、日本遺伝子学会から問題視されています。
なぜかと言うと、アンドロゲンレセプターは頭皮だけではなく、
全身に存在しているのです。
ですから、
検査で測られるアンドロゲンレセプターの数は、
全身のアンドロゲンレセプターの数を示すものです。

したがって、身体全体的に多ければ、
比例的に頭皮にも多いのではないか、という予測に過ぎません。

ただし、このアンドロゲンレセプターの数は
両親や家系で遺伝する傾向にあるので、
両親がAGAもしくはそれと思われる薄毛であって、
自分のアンドロゲンレセプターの数が普通よりも多ければ、
AGAになる可能性は大いにありますよね。
あくまでも予測ではありますが、
AGAになるかもしれない、という心構えにはなると思います。

そして、遺伝子検査なので、一度検査すれば、
その後環境の変化や生活の変化などで
数値が変わる事はありえませんので、
若いうちに検査を受けても大丈夫です。

AGAと分かっていれば
「抜け毛が増えてきたかな？」と思った時点で、
皮膚科を受診するという早い対応が可能です。

こういった検査は、普通の皮膚科ではあまりやっていないようです。
もし検査を受けたいという事であれば、
AGAの専門病院や、メンズクリニックなどを
受診する事をお勧めします。

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