飲むタイプの育毛剤?!「ミノキシジルタブレット」の光と影
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ミノキシジルには錠剤タイプの内服薬が存在します。
最近では、海外製のミノキシジルタブレットを輸入して、
服用を勧めるクリニックもごくごく一部にあるようですが、
日本ではAGA治療にミノキシジルを内服することは
原則として認められていません。
安価なもので、100錠 3,000円弱で個人輸入が可能です。
ミノキシジル5mg配合の錠剤を1日1錠を内服します。
外用のミノキシジルに比べ、かなり価格は抑えられますし、
育毛剤タイプのミノキシジルが肌に合わなかった方には、
内服タイプのミノキシジルが歓迎されているようです。
しかし、正直なところ、内服タイプのミノキシジルはとてもリスクが高く
気軽に利用すべきではないとの意見が多くあります。
まずミノキシジルは本来、高血圧症の治療に使われるお薬です。
健康な人が服用することで、急激な血圧の低下を招く恐れがあります。
リスクが高い割に、ミノキシジルを服用することで発毛に至ったとか、
AGAが改善されたという有効性と副作用について明確に評価した
医学的な根拠は存在していないのです。なぜ、ミノキシジルが
薄毛治療に効果を発揮するのかというメカニズムすら解明されていないのが現状です。
内服薬の場合、患部(頭皮)にその薬効成分を集中させることはできません。
「プロペシア」でさえ、頭皮で働くのはわずか28%だけなのです。
それなのに、ミノキシジルの場合はプロペシアと違って
「血管を拡張する」作用がありますから、血圧の変動をはじめ、
全身に現れる副作用は大きなものとなってしまう可能
性は外用薬として使用するよりも高くなります。
報告されている副作用の症状としては、低血圧や不整脈、
四肢の浮腫、性欲の減退また頭髪だけでなく体毛が濃くなる
可能性も考えられます。頭痛やめまい、動悸、強い眠気が現れることもあります。
特に外用薬の使用も禁忌とされている、高血圧・低血圧症の方
や、心臓や腎臓、肝臓に疾患をお持ちの方が内服すると
命に係わる可能性がありますから、
自己判断でミノキシジルを内服薬として使用することは避けましょう。
薬の個人輸入も内服もそれによって生じた副作用も全てが自己責任です。
リスクとメリットを十分考慮されたうえでの利用をおすすめします。
■ほかにもある治療薬
少数派ですが、
ミノキシジルの代わりにフロジン液という
血管拡張剤が使われることがあります。
効果は人によりけり。
他にもホルモン治療、
ビタミンやミネラルなどのサプリメントがあります。
また必須アミノ酸から作られたLリジンという栄養剤が、
@やAの効果を高めると言われています。
副作用もないそうです。
■ジェネリックを使うという手も
プロペシアは高くつくので、
そのジェネリック薬品(成分は同じで料金は安い)
を服用している方もいらっしゃいます。
ただしこちらは病院や薬局で手に入れることはできません。
すべて個人輸入となります。