AGA治療薬を個人輸入するという選択(2)リスクとそれを回避する方法

AGA治療薬を個人輸入するという選択(2)リスクとそれを回避する方法

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前回の記事では個人輸入の大きなメリットについてご紹介しました。格安で確かな医薬品を購入できるのであれば、是非とも利用したいとお考えになった方も多いと思いますが、メリットだけでなく個人輸入の負の面についても知っておいていただく必要があります。

 

個人輸入は正規の購入方法ではないため、やはりリスクがつきまといます。
リスクについても大きく3つに分けて考えてみましょう。体験談に基づいたリスクを回避する方法もご紹介します。

 

 


1)副作用の可能性

 

通常、日本国内でAGA治療薬を手に入れるためには、医師の診察を受けて処方箋を発行してもらう必要があります。医師の処方による薬を服用して副作用が出た場合には、その治療費を補償する制度が適用されます。

 

しかし、個人輸入の場合は、全てが自己責任での購入・使用となりますので、副作用が出ても補償を受けることはできません。個人輸入した薬によって発生した副作用の場合、診察を拒まれることもあるようです。

 

特に、持病がある方は注意が必要です。

内臓系疾患、特に肝臓が悪い方はフィナステリド剤を飲むことで重篤な肝機能障害などの副作用が起きてしまう可能性があります。

 

もし別に何かのお薬やサプリメントなどを服用中であれば、薬の飲み合わせによっては思わぬ副作用を起こす可能性も否定できません。

 

過去に医薬品でアレルギーを起こした方も、服用する前に必ず医師や薬剤師に相談する必要があります。

 

また、フィナステリド剤の内服中は精力・性欲の減退、生殖機能への影響も稀にみられるようです。もしお子さんをお考えなのであれば、医師はもちろん、パートナーと相談しながら服用を開始されることをお勧めします。

 

これら副作用のリスクを回避するには、やはり医師の助けが必要になります。

 

現在、AGA治療薬の個人輸入を利用している方の多くは、過去に医療機関での治療を経験された方々です。

 

自身の薄毛の症状がAGAであるという診断を受け、医師の指導の下で薬を服用し、副作用が出ないか、フィナステリドが実際に効果を発揮するか否かを3ヵ月〜半年以上確かめた後、個人輸入へとシフトされています。個人輸入後も受診の頻度を減らしつつ、定期的に医師の診察を受けている方もおられます。

 

 


2)偽物・詐欺トラブル

 

薄毛治療も一種のコンプレックス産業です。弱みにつけこみ高額で偽の薬を売りつけられたり、入金後に業者と連絡がつかなくなるなどのトラブルも少なからず発生しています。

 

そのようなトラブルを避けるためにも、販売の実績をつかめる輸入代行業者を利用しましょう。「オオサカ堂」や「アイドラッグストア」などが有名です。

 

輸入代行業者選びの基準を参考までにご紹介しましょう。

 

・3年以上の経営実績がある
・問い合わせのメールに対する返事がすぐに返ってくる
・良いもの悪いものを含めて口コミや購入した人の確かな情報がある

 

以上のような業者は信頼できると思います。

 


3)医療費控除が受けられない

 

医療機関で「医師が必要と認めた」医薬品については医療費控除を受けることができ、AGA治療薬についても申請が認められています。医療費控除が適用されれば、所得税が還付されます。

 

しかし、個人輸入の場合はサプリメントと同様の扱いとなり医療費控除の対象とはなりません。

 

が、正規で購入するよりも価格が抑えられる分、所得税の還付額よりもメリットは十分大きいと考えられます。

 

いかがでしょうか?
2回に分けて個人輸入のメリットとそのリスクについてお話してきました。
これらの記事を参考にしていただいて、自己の責任においてよく検討してみてください。この記事があなたのAGA治療のお役にたてれば幸いです。

 

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