高校生も薄毛に悩んでいる!未成年とAGAの薄毛治療

高校生も薄毛に悩んでいる!未成年とAGAの薄毛治療

..... ..... ..... ..... .....
> > > >
> > > > > > > >
>

 

 

 

「自分はAGAではないだろうか?」と、
悩んでいる高校生や未成年の男性はとても多いのが現実です。
思春期に特有の外見へのこだわりゆえに、周りと比べて髪が細いことや
毛量が少ないことをコンプレックスと感じてしまう方も多いようです。

 

たしかに、AGAは男性ホルモンの影響を受けて発症するため、
理論的には思春期を迎えた高校生以上の男性であればAGAによって
薄毛になることはあり得ます。

 

しかし、しっかりとした統計があるわけではありませんが、
AGAと診断される程の症状が見られるのは主に30代以降の男性です
高校生や未成年の場合に起こりうる薄毛は、
AGAが原因ではないことがほとんどです。

 

ストレスや何らかの皮膚疾患、整髪料やシャンプーとの相性などが
悪いことで一時的な脱毛が起こっていることなどが考えられます。

 

仮にAGAだったとしても、AGA唯一の治療薬である「プロペシア」
を未成年が服用することは原則として認められていません

 

なぜならこの薬の主成分である「フィナステリド」は、
男性ホルモンに作用することで薄毛に効果を発揮するからです。
成人が内服した場合でも、性機能障害や精力減退などの
副作用が、ごく稀に見られることがあります。

 

性的に未成熟である男性がこのお薬の服用を開始することで、
将来の生殖機能へ何らかの障害が発生する可能性も否めません。
将来の生殖活動に薬の影響が及ぶリスクを考えると、
服用が禁じられていることも納得できるのではないでしょうか。

 

それでも、どうしても薄毛が気になるのであれば、薄毛の診療を
行っている皮膚科のクリニックを受診されてみてください
AGAかどうかの診断はもちろん、その他の薄毛の原因を探り、
今後のためにアドバイスを受けるだけでも十分な価値はあります。
そして、必要であれば医師の指示の元で投薬などの治療を
受けることができます。

 

未成年の方にAGAの治療を勧めないもう一つの理由は“治療費”です。
もし、AGAだと診断されて治療を開始する場合、
健康保険証は使えません。

 

月々の薬代も脱毛を抑制する薬1種類だけで7千円〜1万円、その他に
育毛剤などが処方されれば合計で2〜3万円の負担が毎月発生します。
また、フィナステリドの内服は中断すると薄毛が進行しますので
永続的にお薬を飲み続ける必要があります。

 

上記のことを踏まえて考えるなら、未成年の内服薬を用いた
本格的なAGAの治療は現実的ではないと言えます。
AGAの場合、短期間で一気にハゲてしまうことはありません
20代後半〜30代以降、明らかなAGAの症状が
現れてからでも治療は遅くありません。

 

(関連記事)

 

(他のカテゴリ)