インドの伝承医学『アーユル・ヴェーダ』で抜け毛予防

インドの伝承医学『アーユル・ヴェーダ』で抜け毛予防

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AGAの人の頭皮は脂っぽいと言われ、
その頭皮の脂汚れが抜け毛の原因だと言う人もいます。
インドの伝承医学、『アーユル・ヴェーダ』には、
『トリ(3つの)ドーシャ(生命エネルギー)』と呼ばれる考えがあります。
風のエネルギーである『ヴァータ』、 火のエネルギーである『ピッタ』、
水のエネルギーである『カパ』 の3つで、これらの『ドーシャ』の
バランスの崩れが 体調の崩れの原因となるとされています。
この『トリ・ドーシャ』では、 『ピッタ』が過剰になったときの症状のひとつとして、
 ‘抜け毛’があげられています。
‘抜け毛’以外にも、‘肌荒れ’‘下痢’‘眼精疲労’‘口臭’‘体臭’ ‘胃潰瘍’
‘口内炎’‘白髪’といった症状があります。
『ピッタ』が過剰になると体が熱くなり、 汗をかいて湿っぽくなるのが特徴です。

 

刺激の強い香辛料や油っぽい食事、暴飲暴食や不規則な食事、
また、過度のストレスや不安、心配などが 『ピッタ』を過剰にしてしまうのだそうです。
これらは『アーユル・ヴェーダ』でなく一般にも、 ‘抜け毛’の体質や
原因としてよく言われていますよね。
ではインドの伝承医学である『アーユル・ヴェーダ』の教えでは、
過剰になった『ピッタ』を抑えるために何をするのでしょう。

 

頭皮には、『ヘナ』が良いとされています。
『ヘナ』は使用前にオイルで頭皮をマッサージして頭皮をあたためたり、
冬は足湯などで体を温めながら使う方が良いと言われているくらいの クーリング効果があります。
『ヘナ』にはこの高いクーリング効果に加えて、殺菌効果、 細胞を活性化させる効果もあります。
‘抜け毛’は頭皮の『毛母細胞』の衰えが原因です。
ということは、『ヘナ』は『毛母細胞』を活性化させて ‘抜け毛’予防も期待できそうです。

 

『ヘナ』で頭を冷やすことによるリラックス効果もあります。
ストレスも‘抜け毛’の原因のひとつですから、
リラックスすることも‘抜け毛’予防には大切ですね。
食事では、甘味、苦味、渋味のある食べ物や生野菜や果物が
過剰になった『ピッタ』を抑えてくれます。
塩分、酸味、辛味、肉、卵や揚げ物は逆に『ピッタ』を
増やしてしまうので 控えた方が良いでしょう。
生野菜の中でも、トマトやラディッシュ、ニンニク、
生タマネギは 『ピッタ』を増やしてしまうそうです。

 

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