長井ドクターの切る植毛ドナーストリップ法のスゴ技5つを公開@
【AGAルネッサンスクリニック 福岡】 (SBC毛髪情報)の長井ドクターの自毛植毛術
ドナーストリップ法は、ドナー部位を「切る」植毛方法。
にもかかわらず高い評価を受けているのは、ドクターが開発した高い技術に支えられている
から。具体的にみていきましょう。
ドクター長井のスゴ技その@:極力ロスを排したドナー採取「2段階切開法」
切る自毛植毛は切らない自毛植毛に比べ、毛根の切断率が高くなりがち。
毛根が切断されると生着しにくいので、せっかく採取したのにそのドナーは没となって
しまいます。つまり、採取にムダ(ロス)が多くなるのです。
長井ドクターはこのロスを極力排すため、限られた貴重なドナーを1本も無駄なく採取する
方法を編みだしました。それが2段階切開法です。
毛根は頭皮の下で向きも深さもバラバラに生えています。そこで第一段階として、
まず1mmだけ頭皮を切開します。この時点ではメスは毛根に達していません。
その後、毛根が見えるまで慎重に切開線を降ろしていきます。毛根が見えたら
傷つけないように「かつら向き」の要領で切開を進めていきます。
例えば上図のように頭皮下で毛根が交差していても、そっと剥がすように皮膚を
左右に引っ張ってやれば、毛根を傷つけることなくドナー採取が可能。
気の遠くなるような細かい作業がドナー採取のムダを排しているのです。
ドクター長井のスゴ技そのA:傷跡が残らないドナー部縫合法
東洋人の頭皮は西洋人と比べて硬いという特徴があります。
縫合の際には強い張力がかかって、血流の流れが悪くなったり、
傷跡が残ったりしがちです。
そのためまず第一に、毛根の生えている真皮層のさらに下にある、とてつもなく
硬い特殊な層(=帽状腱膜)を縫い縮めてやることで、真皮層に張力がかからない
ようにしてやります。
その後、皮膚の断端の高さを合わせるような縫合方法(=変形マットレス縫合)を
採ることで、 血流の流れを極力妨げないようにします。
縫合糸も、通常は1ヶ月で溶けるものを使用するところ、長井ドクターはあえて
50%の張力を2か月間保つ特殊な糸を使用。いちばん必要な時期に、いちばん
必要とされる力で縫い合わされている状態にするために、糸1本にもこだわります。
その結果、傷跡の残らない縫合ができあがるのです。