ＨＡＲＧ療法、育毛メソセラピーのメリット・デメリットは？
ＨＡＲＧ療法も育毛メソセラピーも、まだ歴史の浅い治療法なので断定はできない
のですが、今までで実証されているメリット・デメリットを見ていきたいと思います。
メリット①植毛しなくても毛が生える治療法
薄毛をなんとかしたいと思ったら、かつては育毛剤を使うか、それでもダメなら
かつら、植毛をするしかありませんでした。
しかしＨＡＲＧ療法、育毛メソセラピーが開発されてからは、かつらをせずとも、
あるいは植毛手術を受けなくとも「毛が生える」を実感できるようになりました。
クスリ単体では効果がなく、かといって植毛はちょっと抵抗がある、ましてや
かつらなんて…というＡＧＡ患者にとって、今や最大の受け皿となっている治療法
です。
メリット②アレルギー、副作用が起きない
過去のデータを見る限り、少なくともＨＡＲＧ療法はアレルギ―反応を起こした
ことがありません。幹細胞由来のＡＡＰＥを注入しているので、拒絶反応が
見られないのです。
施術後は一時的に頭皮が赤くなったりしますが、自然に収束しますので心配
いりません。
むしろミノキシジルタブレットやプロペシアといった内服薬のほうが、
成分が全身の血液内にまわるため副作用の危険があると言われているくらい。
頭皮に直接注入するという施術のため恐怖を覚えがちですが、実は安全・安心な
治療法なのです。
メリット③高い確率で生える
今ある毛を太く強く育てるので、産毛程度であってもしっかりと成長した毛髪に
なります。頭皮下に毛包が残っている限り生えるのです。
その発毛率は、ＨＡＲＧ療法の創始者が院長の【HARG治療センター 新宿】 で９９％、
ハーグ治療センターに次ぐＨＡＲＧ療法症例数の【四谷ローズクリニック】では９０％以上と
高率です。
育毛メソセラピーを実施している【ＡＧＡルネッサンスクリニック】 （SBC毛髪情報）では９９％の
発毛実感率を誇っています。
デメリット①費用が高い
育毛メソセラピーは１回８万円前後、ＨＡＲＧ療法は１回１２万～１５万円と
どちらも高い費用がかかります。しかも１回では終わらず、最低でも６回の継続
が望まれます。トータル費用は単純計算しても５０万～１００万円はかかりそう。
クリニックによっては複合治療によるセット料金や複数回治療による割引料金、
期間限定の割引料金やモニター価格制度などのお得な料金設定があるところも。
デメリット②回数、期間がかかる
１回で効果が出ればいいのですが、通常３～４回で発毛が認められ、６回で
はた目にわかる効果が現れます。そのため１クールを６回としているクリニック
も多く、髪が増えたなと実感できるまで６ヶ月を要します。
もちろんそれより長くかかるかたもいれば短くて済むかたも。
一般的にＨＡＲＧ療法に比べ、育毛メソセラピーは長くかかる傾向があります。
気長に続けることが大切です。
デメリット③ツルッパゲには不向き
ＨＡＲＧもメソも、今ある毛を「育てる」療法なので、毛包を失ったツルッパゲ
状態のかたには施術をしても効果がありません。一見ツルッパゲのように見えても
産毛が残っていれば大丈夫。事前のカウンセリングや診察でドクターによく診て
もらいましょう。
デメリット④脱毛そのものは止められない
ＨＡＲＧもメソも、毛周期を改善して休止期状態の頭髪を成長期へと持っていこう
とするもの。脱毛進行のスピードがそれより早ければ、どんなに頑張って治療を
しても髪は抜けます。まずは脱毛を食い止めなければなりません。
特に育毛メソセラピーの場合は脱毛を止めるまでのチカラはありません。
プロペシア等で脱毛を抑制することが必要でしょう。
