HARG療法の最前線!

流行の切らないFUE法のデメリットも知っておこう!

近年、切らない自毛植毛としてFUE法(Follicular Unit Extraction法)が
もてはやされていますが、果たして手放しで礼賛できるものなのでしょうか?

 

【紀尾井町クリニック 赤坂】では、要望があればFUE法での植毛も
行っていますが、原則FUT法です。
なぜなのか。FUE法のメリット・デメリットを知ってから探っていきましょう。

 

 

FUE法のメリット、デメリット

 

 FUE法ではドナー(毛包単位の移植株)をパンチでくりぬいて採取します。
 メスで頭皮を切り取らないので縫合の傷跡が残りませんし、心理的な負担も
 減ります。そのため人気があるようです。

 

 採取部の毛髪を1ミリほどの坊主ガリにしてからパンチでくりぬくのですが、
 その際にできる白い米粒状の跡が、実は意外と目立つのです。

 

 AGAの影響を受けないところなので、髪は1ヶ月ぐらいで伸びて隠れますが、
 その1ヶ月間は見えてるわけです。隠せるだけの毛髪が周りに残っていれば
 いいですが、採取面積が広ければそうはいきませんよね?

 

 したがってFUE法は必然的に、限られた範囲でのドナー採取しかできない
 というわけです。

 

 だいたい1回のFUE法で採取できるのは最大1000株から1500株
 それ以上の株を採取しようと思ったら、周りの毛で隠せないくらいの
 範囲を刈り取ることになります

 

 しかもFUE法ではドナー毛根の損傷率が高く、せっかく採取したのに
 使い物にならないロス率が高いと言われています。

 

 ますます失敗の許されない、非常に高度な技術が要求されるというわけ
 です。

 

 切らない植毛をうたっていても、本当に信頼できる腕のドクターなのか、
 植毛株数は最高でも1500株以下であるか、よくよく注意して見極めなければ
 いけませんね。

 

 

FUE法で植毛を繰り返すと傷跡がタイヘン!

 

 植毛が1回で済めばいいのですが、中には2〜3回行うかたもいます。
 FUE法は縫合しないので傷跡が残らないと言われていますが、2回、3回
 と受けると、同じ後頭部から採取していくのでスカスカな状態となり、
 薄毛っぽい印象になってしまうのです。

 

 その点FUT法ですと採取部を縫い合わせますので、傷跡が細い線状となります。
 2回、3回と植毛をしても傷を重ねて縫ってしまうので、最終的には細い
 1本の線状痕でしかありません。髪に充分隠れてしまいます

 

 

【紀尾井町クリニック 赤坂】本格的な自毛植毛の専門クリニックですから
重度のAGAのかたもいます。広範囲の植毛や難度の高い植毛も、すべて誠実に対応するには
FUT法のほうが適しているというわけです。