頭皮の血行不良や高脂血症による意外な抜け毛の原因

頭皮の血行不良や高脂血症による意外な抜け毛の原因

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頭皮の血行不良や高脂血症による意外な抜け毛の原因

人間の髪の毛は、血液からタンパク質などの髪に必要な栄養を受け取って、
毛根にある毛母細胞が活発に分裂を起こすことで生えてきます。
毛母細胞が細胞分裂を止めない限り、髪は健康に伸び続けます。

 

しかし、頭皮が血行不良となってしまえば、毛根を取り巻く毛細血管まで
血液がしっかりと送られず、毛母細胞は栄養不足に陥ってしまいます。
やがて、細胞分裂を止めてしまい、髪が抜け落ちてしまうのです。

 

では、なぜ頭皮は血行不良になってしまうのでしょうか?

 

肩こりや冷え、ストレス、高脂血症などがあげられます。
頭皮へ送られる血液は心臓から、首の血管を通り送られます。
頭皮に栄養を届けた血液は、首を通り肩などへと流れてゆきます。

 

しかし、首や肩の筋肉が凝り固まっていると、硬くなった筋肉が血管を
圧迫してしまい、十分な量の血液を流すことが出来なくなってしまいます。
頭皮の血行不良が起こってしまうわけです。

 

頭にも無数の筋肉があります。仕事などの原因でストレスを抱えていると、
無意識のうちに頭の筋肉にも力が入ってしまいます。
頭の筋肉が収縮した状態が続くと、肩こりと同じように頭もこり、
頭皮の血管を圧迫してしまうことで血行不良を招いてしまいます。

 

これらの場合は、肩や首、頭の筋肉を温めたり、
マッサージや運動などで筋肉をほぐして血液の流れを改善することや
ストレスをためないことが重要になってきます。

 

しっかりと睡眠をとることも重要です。血液は重力の影響を受けています。
人間の体で一番血液を届けにくいのは、体の頂点にある「頭皮」です。
睡眠で体の疲れやストレスを癒すことはもちろん、頭皮に血液をしっかりと
巡らせるには横になることが一番効果的だと言えます。

 

しかし、高脂血症の方はそうもいきません。
血液に含まれる油脂分が多い状態を「高脂血症」といいます。
高脂血症の血液は粘度がありドロドロとしていて、細い毛細血管を上手く
通ることができません。また、血管の壁に過剰な油脂分がまとわりつき、
血管自体を細くしてしまうため、頭皮の血行不良の原因となります。

 

そうなると、頭皮の毛細血管に栄養を届けられないどころか、
毛細血管を詰まらせてしまう事態になりかねません。
このような状態が長く続くと、雪崩的な抜け毛に襲われるわけです。
これに寝る前のタバコが加われば抜け毛街道まっしぐら、、

 

だから、血液検査で中性脂肪やコレステロールの値が高いと
指摘された方は、薄毛や抜け毛の対策と同時に
血液の状態から改善する必要があります。

 

抜け毛や薄毛の原因となっているのが頭皮の血行不良です。
頭皮の血行不良によって、脱毛の直接の原因となる
DHT(ジヒドロテストステロン)が増えてしまうからです

 

そして、頭皮の血行不良の原因となっているのが、
食生活の乱れや運動不足やストレス、喫煙、
さらに高脂血症などの生活習慣病です。

 

頭皮の血行を良くするには、正しい食生活、適度な運動、
充分な睡眠、禁煙などが欠かせないってことですね。
また、血液の流れを良くするとして注目されている
カプサイシンを試すのもいい方法かもしれません。
ただし、刺激物なので摂りすぎには注意しましょう。