毛髪ケアにカプサイシンとイソフラボンの黄金コンビ
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- 毛髪ケアにカプサイシンとイソフラボンの黄金コンビ
- なぜ、大豆イソフラボンは男性ホルモンを減らす働きがあるのか?
毛髪ケアにカプサイシンとイソフラボンの黄金コンビ
カプサイシンとイソフラボン。このふたつの同時摂取が毛髪ケアに
効果がある事が明らかになっています。
●カプサイシンとは?
唐辛子に含まれる辛味成分で、中枢神経を刺激しアドレナリンや
ノルアドレナリンの分泌を促し、新陳代謝が活発になります。
体脂肪の分解が進むので、ダイエット分野で聞く事が多いでしょう。
また、体温を高めて血行を良くする作用もあるので、肩こりや
冷え性の改善にも利用される成分です。
●イソフラボンとは?
大豆に多く含まれる植物性ポリフェノールのひとつで、
女性ホルモンのエストロゲンに似た作用があります。
更年期障害や、女性に多い骨粗しょう症、生理痛や乳がんなどの
女性特有の症状を予防したり、軽減させる効果が期待されています。
男性では前立腺がんの予防効果もあると言われています。
また、血中の悪玉コレステロールを減らす作用もあるので、動脈硬化や
脳卒中、心筋梗塞などの病気予防にも効果があるのだそうです。
このふたつを同時に摂取する事で、発毛や抜け毛が減った、
毛髪が黒く丈夫になったという臨床実験結果が出ています。
これは期待できますね!
しかし、摂取量に関して注意点があります。
カプサイシンは1日に6mgまで、イソフラボンは75mgまで。
イソフラボンの過剰摂取は、男性では特に副作用は報告されていない
ようですが、女性では子宮内膜増殖症の発症の危険性があります。
また、カプサイシンの過剰摂取では、効果が切れた時に体温の
低下の落差が激しく、かえって冷え性に拍車がかかってしまいます。
また、カプサイシンは刺激物です。
胃に負担がかかる成分なので、必ず食後に摂取しましょう。
人によっては痔になる事も。刺激物に弱い人は控えたほうが
良いでしょう。
何よりもカプサイシンは脳に影響します。
エンドルフィンといういわゆる「脳内麻薬」が過剰摂取で分泌されて、
気分が高揚するので、更にカプサイシンを欲する事が。
これが切れると、イライラ落ち着きがなくなる事もあります。
カプサイシンとイソフラボンの同時接種による毛髪ケアは、
必ず食後に、適切な量を摂る事がとても大切です。
イソフラボンと言えば女性ホルモンと似た働きをすることで
有名ですが、では男性ホルモンにも関係があるのでしょうか?
実は男性ホルモンには直接は関係が無いようなのです。
ただ、女性ホルモンが増えるということは、
それと反比例して男性ホルモンが減るということになり、
その結果、抜け毛や脱毛の作用をやわらげると言われています。