えっ、同じメーカーのシャンプーなの?
レヴール、ディアジャングル、ギフト、プレイバック、ディフレスカ、
サロン・デュアプレ、ヌーディオーラ、ラブドゥール。
ドラッグストアの一角を占めるこれら商品はなぜか、
どれもこれも申し合わせたかのようによく似た雰囲気ではありませんか?
遠目でも一目でそれとわかる、香水瓶を大きくしたかのような
ゴージャス・リッチなデザイン。
鮮やかな色彩と意匠を凝らした横文字の名前はまるで外国製品のよう。
こんなおしゃれなボトルを浴室に置くだけで、気分が華やぐだろうなあと思わせてくれます。
実はこれらはみな、同一メーカーから出ているノンシリコンシャンプーなんです。
そのメーカーとは、ジャパンゲートウェイ。
数々の芸能人を起用したCMで、一大ノンシリコンブームを築いた立役者
といってもいい会社なのです。
■革命的な価格
ジャパンゲートウェイがとった戦略は、CMや商品デザインだけではありません。
その最大の戦略は価格です。
ノンシリコンシャンプーは高い!の常識を覆す低価格を打ち出したのです。
商品は大きく二つの価格帯にわかれています。
1000円をギリギリ切る超低価格帯と、1000円台後半〜2000円未満の価格帯です。
今までは高嶺の花と諦めてた人達も、この値段なら、と手に取ってみることができる
庶民的な価格設定なのです。
■消費者目線のトライアルセット
それでも普通のシャンプーに比べたら高めですよね。
買ってみたいけど、もし合わなかったらどうしよう、ボトルがもったいない。
そう思って買うのを諦めちゃう人だって出てくるでしょう。
そんな時のために、ごく少量のお試し用が用意されているんです。
トリートメントとセットでワンコイン。500円ほどです。
これで試してみて、よかったらボトルを買えばいいのです。
このやり方ならダメだったとき無駄になる心配がありませんよね。
まさに消費者の立場になって考えられたアイデアです。
ジャパンゲートウェイが行った確実に購買へと結びつけるための
数々の戦略が成功し、今のようなノンシリコンブームにつながったといえるでしょう。
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