ノンシリコンなのになぜ低価格のものがあるの?
ノンシリコンシャンプーは高いと言われていますが、市販品となれば
1000円〜2000円の価格帯に落ち着きます。
どんなに質が良くても日々使う消耗品。
5000円も6000円もしたらみんなスルーしてしまいます。
高くても2000円止まりぐらいじゃないと手が出ないのです。
■2つの価格帯に
この価格帯の市販品はよく見ると二つに分かれるんです。
一つは1000円未満の低価格なもの。
もう一つは2000円未満、1000円台後半のものです。
1000円未満にはレヴール、ディアジャングル、ギフト、いち髪などがあります。
1000円台後半2000円未満には、プレイバック、ラプドゥール、
ディフレスカ、ヌーディオーラ、サロン・デュアプレ、アロマキフィ凛恋など。
その中間にピュアナチュラル1260円があります。
では、この違いはどこから来るのでしょうか。
■問題はコスト
2000円未満のものには補修や保湿効果の高い成分が使われていることが多く、
香りにも奥行きを感じさせるような深い魅力が備わっています。
ところが1000円未満でそれをやろうとすると、肝心の洗浄成分に
お金をかけられなくなってしまうんです。
ラウレス硫酸やラウリル硫酸を使わずに刺激の少ない高品質な洗浄剤を
使おうとすれば、どうしたってお金がかかってしまいます。
その上補修剤だ保湿成分だ、と加えていけばいくほど、
コストもどんどん掛かっていくのです。
1000円未満で売ることを考えたら、どこかを削らなくてはならないんです。
ですから安いのはその分、質的に下がると思っていいでしょう。
■宣伝か品質か
お金の使い方にもいろいろあります。仮に2000円あったとして、そのうちの
どれくらいが成分に充てられ、どれくらいがその他のことに充てられるのでしょうか。
その他とはほとんどが宣伝です。
成分的には100%のデキでなくても宣伝が良ければ大いに売れるのです。
逆にどんなに質が良くても宣伝がなければたくさんは売れません。
大手メーカーのシャンプーにはお金のかかった派手なCMが多いのもうなずけるわけです。
したがってこの価格帯で少しでも品質の良いものを選びたいと思ったらまず、
贅沢な宣伝をしている商品には要注意、を目安に選んでみてください。
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