ノンシリコンシャンプー

ドライヤー乾燥のすすめ

「ノンシリコンシャンプーって髪に良いってきいて
使ってみたけどきしみが気になる。」って思っていませんか?

 

ノンシリコンシャンプーでシャンプーをしていると、
キュッキュッと髪が擦れ合うような感触が指に伝わって来て
「これって本当に髪に良いの?大丈夫?」と
心配になるくらいきしみを感じることがあります。

 

でも不思議、ノンシリコンシャンプーとセットになっている
コンディショナーで仕上げてタオルドライした後、すぐにドライヤーで乾燥すると、
シャンプーのときの感触がウソのように髪がサラサラのツヤツヤになるのです。
まさにノンシリコンマジック。

 

あるときドライヤーが壊れて髪が乾かせないことがありました。
寝るまでにある程度乾いたので、枕にタオルを巻いて寝たのですが、
翌朝の髪が…漫画で爆破された人みたいに四方にほわわんと広がって、
くしを通すとキシキシひっかかる!

 

寝ぐせは覚悟していましたが、これほどとは!!
シリコン入りのシャンプーを使っていたときはここまでひどくはならなかったのに…。
たまたまかなと思っていたのですが、その翌朝もまた同じ。
急いでドライヤーを買いに走りました。

 

そういえば、「髪は洗ったらすぐに乾かした方が良い。」と言いますよね。
髪は濡れていると髪を保護する役目をしているキューティクルが
傷つきやすいのだそうです。

 

だからできるだけ濡れた状態の時間を短くすることが
髪を美しく保つ上で大切なのですね。

 

キューティクルというのは髪の表面にうろこ状に重なって
髪を守っている表皮のようなものです。
シリコン入りのシャンプーでは‘シリコン’が髪の表面を覆って
キューティクルの代わりをしてくれるのですが、シリコンを含まない
‘ノンシリコン’では当然‘シリコン’の守りは得られません。

 

逆にノンシリコンで洗うことで、それまで髪の表面をカバーしていた‘シリコン’を
洗い落してしまうのですから、自然乾燥をしたときの違いも納得です。
シリコン入りのシャンプーで洗ったときは自然乾燥をしても‘シリコン’の力で
ある程度ごまかせたものが、ノンシリコンではそうはいかないということですね。

 

シリコン入りでもノンシリコンでも、シャンプー後はすぐにドライヤー乾燥をした方が
良いのは同じですが、ノンシリコンの場合は特に気をつけた方が良さそうです。

 

きしまないノンシリコン