髪と地肌に本当に良いシャンプーの見分け方とは?
まず容器の裏側をごらんください。
その商品の特徴、使い方が書かれているすぐその下、
「成分表記」と書かれていませんか?
続けて何やら細かい字で、馴染みのないカタカナの名前が
びっちりと表記されていることと思います。
もしあなたが本気で髪や頭皮に良いシャンプーをお望みなら、
ぜひこの細かいカタカナの部分に注目してもらいたいのです。
「成分表記」と書かれたその次、或いは次の次あたりに、何という文字が書かれていますか?
実はここ、その製品の主要な洗浄成分が記されている場所なんです。
いわばシャンプーの命にあたるところ。これによって商品の良し悪しが
決まるといっても過言ではありません。
では何と書いてあれば◎で、何と書いてあれば×といえるのでしょうか。
■×なのは?
ラウレス硫酸Naとかラウリル硫酸アンモニウムといった
「○○硫酸」の文字を見かけたら即パスです。
もちろん学校の化学で習うアノ「硫酸」とは別物ですが、石油系の界面活性剤で、
頭皮が本来備えているはずの油分まで奪い去ってしまうとても強力な洗浄成分なんです。
つまり洗い過ぎてしまうんですね。ほっとけばパッサパサになるので、
それを補うべく大量にシリコンを投入して人工的にツルツルにしているというわけなんです。
■◎なのは?
ココイルグルタミン酸やコカミドプロピルベタインといった、
「ココイル○○」、「コカミド○○」、あるいは「○○ベタイン」
といった文字を見かけたら、それこそが◎な一品。
天然ヤシ油由来の成分で、洗う力がマイルド。
必要以上に油分を取り去る心配がないため、肌や髪に余分な刺激を与えず
汚れのみを洗い落としてくれます。
「ココイル○○」、「コカミド○○」、「○○ベタイン」が入ったものは
「アミノ酸系シャンプー」と呼ばれ、
今、髪や頭皮の健康を願う人達から大変支持されています。
値段がやや高いのが難点ですが、その分品質が優れているので、
本気で◎なシャンプーをお探しなら、ぜひこのアミノ酸系をおススメしたいと思います。