ノンシリコンシャンプー

『いち髪』で感じた“ノンシリコン”のパワー

何年も前は『いち髪』を使っていました。
『いち髪』が新商品として発売になったとき、薬局でシャンプーとコンディショナーと
トリートメントがセットになって特売で売られていたので買いました。

 

真っ黒のボトルにピンクの花の絵のついたデザインも素敵でした。
安かったのと、ボトルの印象が良かったというだけの理由から、
お風呂場に置くシャンプーセットのひとつに加えてみようと思ったのです。

 

髪に良いとか髪を美しく洗いあげるとかといった宣伝文句はどの商品も同じに
書かれているし、実際に使って感じたことも少ないし、シャンプーとしての
特別の効果は全く期待していませんでした。

 

ところが、使ってびっくり。
それまでに感じたことのない軽さとサラサラ感。

 

ちょっと気分が上がりました。
広がりが気になっていた髪もきれいにまとまるようになって、
以来、しばらくの間お気に入りのシャンプーセットのひとつとなりました。

 

その『いち髪』が“ノンシリコン”だったと知ったのは
極々最近のことです。

 

近頃は“ノンシリコン”を前面に掲げて売り出すシャンプーが劇的に増えて、
“ノンシリコン”という言葉も広く知られて人気ですが、『いち髪』が売りだされたときは
“ノンシリコン”を売り文句にはしていなかったと思います。
少なくとも私はその頃、『いち髪』がノンシリコンシャンプーであることも、
“ノンシリコン”という言葉さえも知りませんでした。

 

『いち髪』を使い始めて数年後に、情報誌でノンシリコンシャンプーというものが
あることを知り、“ノンシリコン”の方が髪にも地肌にも良いらしいという理由から、
『いち髪』ではない別のノンシリコンシャンプーを使うようになりました。
正直『いち髪』の方が価格も安く使用感も好きだったのですが、
『いち髪』もノンシリコンシャンプーだったとは知らなかったのです。

 

いま思えば、“ノンシリコン”という先入観なしに感じた
『いち髪』の使用感こそが、“ノンシリコン”の効果だったのでしょうね。
また『いち髪』を使ってみようかと思っています。

 

きしまないノンシリコン