ノンシリコンシャンプー

その噂、本当? 〜シリコンの悪評を検証してみた

「シリコンは髪や地肌の健康に良くない」という世間の噂。
本当なんでしょうか。
以下にその代表的な悪玉伝説について、詳しくみていこうと思います。

 

シリコン悪玉伝説その1
【毛穴に詰まる】

 

⇒頭皮の毛穴について誤解があるようです

 

地肌に穴がただポカポカ開いてるのではなく、穴からはいつも皮脂が分泌されているんです。
人間の頭皮は体の中でも特に新陳代謝が活発な部分。皮脂の分泌が一番多いところ
なんだそうです。そんなところに詰まること自体が不可能。ありえないんです。

 

シリコン悪玉伝説その2
【パーマやカラーがかかりづらい】

 

⇒コレも誤解なんです。

 

シリコンが髪を強力に覆ってしまうので、パーマやカラーなどが外側から
入り込む余地がない、したがってかかりにくい、といわれているようです。
どうもプラスチックかラップのようなものでピッチリと隙間なく髪を包み込んでしまう
といったイメージがあるようですが、実際はメッシュ状。
しかもこの程度の量では、パーマやカラーに影響を与えることなどできないんだそうです。

 

シリコン悪玉伝説その3
【頭皮や髪に蓄積する】

 

⇒コレも誤解されています。

 

使い続けていくうちにシリコンが日々頭皮や髪に付着。
結果として積もり髪質が硬くなったり、皮膚呼吸の障害や、フケや抜け毛の原因に
なったりすると言われています。
しかし、シリコンは付着しません。吸着するんです。
ですから雪が降り積もって分厚くなるかのようなことはありえないんです。

 

もともとシリコンって髪のキューティクルに吸着して摩擦係数を減らし、
滑りを良くして髪を保護しているのです。
シリコン自体に悪気はなく、保護剤としてはむしろ科学的に安定しているから
おススメっていう話もあるくらい、実はイイ奴なんです。

 

なのに化学物質の身の上からか、嫌われる存在に仕立てられてしまった
というのが真相のようです。
悪評の科学的根拠はない、といっていいでしょう。
結局は「自分に合うか合わないか」、これに尽きるようです。

 

きしまないノンシリコン