白髪染め

白髪染めとおしゃれ染めの原理は同じ!

白髪染めとおしゃれ染め。
ドラッグストアでは何となく売っている棚が別れていたりして、
完全に別モノのようになっていますが、
実は髪を染める原理は同じだって事、知っていましたか?

 

わたしは自宅で白髪染めをしているのですが、少し明るめの色に
染めたいな、と思い、ヘアカラー商品が並んでいる棚を見てみたのですが、
おしゃれ染めと比べて白髪染めは、全体的に暗めの色味が多いな、
と思ったんです。それには訳がありました。

 

白髪染めもおしゃれ染めも、二つの液体が別々に入っていて、
それを混ぜ合わせてから髪に塗る、というものがスタンダードですよね。
1剤目には染料が入っているそうです。
アルカリ性の溶液です。2剤目には過酸化水素が含まれています。

 

染色の原理は2段階で、まずはアルカリ液と過酸化水素の力で、
髪の毛にあるメラニン色素を分解し、髪の色を抜きます。
ブリーチと呼ばれる行程ですね。髪の色をただただ明るくしたいのであれば、
この反応だけで終わります。

 

しかし、髪を栗色にしたい、もしくは黒くしたいなど、
好みのカラーに仕上げるためには、
ここに色味を入れる事が必要になりますよね。
これが次の行程です。

 

髪に入り込んだ染料は、酸化する事により重合反応を起こします。
これに必要なのが過酸化水素です。
これによって髪の内部に定着した色素が発色します。

 

白髪染めや、黒髪に戻すヘアカラーなどの場合は、
色味を入れ、発色させる後者の行程が強くなるようにできているそうです。
逆に、おしゃれ染めの場合は、ある程度髪の色を抜かなければ
明るい発色にはできないので、前者の脱色行程が強めにできています。

 

このように、白髪染めもおしゃれ染めも
同じ原理でできていますが、反応のバランスが違うんですね。

 

わたしは今よりも明るい色味にしたいので、
おしゃれ染めを買ったほうが良さそうです。

 

ただ、白髪染めを使った場合も、多少の脱色反応は行われるので、
色が抜けてきた時にもとの髪よりも少し明るくなる場合があるようですよ。
確かに、白髪が目立ってきた頃には髪が少し赤っぽく見えるような気がします。
脱色反応がある分、髪も痛みやすいようです。

 

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