白髪染め

ちょっと待った!白髪を抜くとハゲちゃいますよー!!

若い頃は、
「あ!○○ちゃん白髪生えてるよ!」
「えーーっ、やだぁ。抜いて、抜いて〜。」
と、
“白髪は抜く”を当たり前のようにやっていました。
が!
白髪って、抜いてはいけないそうです。
髪の毛を無理に抜くという行為は、白髪でもそうでなくても
しない方が良いのだそうです。

 

「どっちにしても毎日何本も抜けているんだし、
どうせまた生えてくるでしょ。」
って、思いますよね?
これは大きな間違いなのです。
私の知り合いに例があります。

 

白髪を抜いていたわけではないのですが、
髪をくるくると指に巻きつけるくせがあって、
指を巻きつける度に、巻きついた髪が何本かずつ抜けていたのです。
それを毎日繰り返していたのですから、
巻きつけていた部分の髪が薄くなるのも当然と言えば当然ですが、
何年かした頃、
髪を巻きつけていた部分にだけ髪が生えなくなっていました

 

自然な‘抜け毛’と力で‘毛を抜く’のとでは大きな違いがあるのです。
自然な‘抜け毛’は、いわば髪としての生涯を全うした髪が老衰して自然に頭皮から離れるもので、
頭皮にも、その髪が抜け落ちるための準備がある上での‘抜け毛’です。
ですから抜け落ちた後にまた自然なサイクルで髪が生えてきます。
一方、‘毛を抜く’ということは、
頭皮にしっかり根を張っている毛を力づくで頭皮から引き離す行為です。
例えば、完全に枯れてしまったチューリップは、
力を入れなくてもスポッと簡単にきれいに抜けてしまいす。

 

抜いた後の土にはきれいに球根の形をした穴が残る程度です。
しかし、茎が緑色から茶色にかわったとしても、
完全に枯れていないチューリップは力を入れないと抜けません。
抜いた後は、
強く張っていた根に引っ張られて周囲の土がめくれあがったり、
根がちぎれてしまったりと、荒れた状態になってしまいます。
髪でも似たようなことが起こっていると言えるかもしれません。

 

先ずは抜いた白髪の『毛根』が傷つくのと同時に、
その『毛穴』が傷つきます。
ひとつの『毛穴』からは2〜3本の毛が生えているのですが、
1本の白髪を無理に引き抜くことで、
同じ『毛穴』から生えている他の毛の『毛根』まで傷つけてしまいます
このことにより同じ『毛穴』から生えている他の毛まで抜けやすくなってしまいます。
さらに、この刺激が周囲の『毛穴』にも届くと、
周囲の毛まで抜けやすくしてしまうのです。
一度抜けた毛が生え換わるには、相当な時間が必要です。

 

そればかりではありません。
『毛根』は、髪の生成機能を持つ重要な部分ですが、
これがひどく傷つけられると、髪を作る機能が失われ、
髪が生えなくなってしまうこともあるのです。
何気なく抜いた1本の白髪が、
頭皮でこんなパニックを引き起こしているなんて考えたこともありませんでした。
1本抜いたからといって、すぐに薄毛になるわけではありませんが、
抜き続けると、薄毛を招くことになってしまう可能性があるということです。
ですから、白髪は抜くのではなく、根元から切るのが良いようです

 

白髪染めの強み別ランキング

 

生え際用の天然ヘアカラー

 

アレルギー用の真っ黒ヘアカラー
ルプルプ白髪用ヘアカラートリートメント