ありえない!美白サプリの副作用で白髪が増えるってホント?!
私たちの髪が黒いのは、
『毛母細胞』が分裂して毛髪が作られるときに
『メラノサイト(色素細胞)』から『メラニン色素』が分泌され、
それによって色がつけられているためです。
『メラニン色素』は『チロシン』と呼ばれるアミノ酸が
『チロシナーゼ』と呼ばれる酸化酵素によって酸化されることにより
作られています。
白髪は一般に30代から悩み始める人が多いようですが、
『メラニン色素』を生成する『チロシナーゼ』は、
年齢とともに減少してしまいます。
また、一度活動を止めてしまった『チロシナーゼ』が
再び活動を始めることはないそうです。
なんとか『チロシナーゼ』を守る方法はないものかと検索すると、
驚いたことに、『チロシナーゼ』を不活性化させるためのサプリが
たくさんリストアップされました。
そうでした『メラニン色素』は美白にとっては大敵でしたね。
『チロシナーゼ』は、頭皮で髪を黒くするための色素だけでなく
肌の色素にも関係しているのです。
ですから美白を考える人にとっては『チロシナーゼ』はむしろ
不活性化してその活動を抑えたいものになるのです。
『美白サプリ』には『チロシナーゼ』の働きを抑制して
『メラニン色素』の生成を阻害する作用があります。
『美白サプリ』を服用することで
白髪を促進させてしまうことにはならないでしょうか?
「美白サプリを飲んで白髪が増えた」という例は少なくないようです。
特に、しみやそばかすを消すなど、高い美白効果があるといわれている
『L−システイン』は、美白効果以外にも、薄毛予防や吹き出物予防、
人体に害のある重金属の排出効果もあり、人気が高いようです。
しかし、長期間服用したり過剰摂取をしてしまうことで、
髪の色素も薄くなって白髪が増えたり、
紫外線から肌を守るために必要な『メラニン色素』の生成まで
抑制してしまうため、紫外線に弱い体質になってしまうそうです。
少なくとも、「もっと白く」という思いから
多めに飲んでしまうというようなことは避けたいですね。
『L−システイン』による白髪を防ぐためには
『ビオチン』の同時摂取が勧められています。
『ビオチン』には、髪の生成を助けて髪を元気にする働きがあります。
『美白サプリ』を服用する際には、
その副作用や対策も考えたほうが良さそうです。
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