白髪染めって体によくないの？トラブルを防ぐにはどうすればいい？
初めて白髪染めをしようと思った時、色々と心配なことが出てきます。
どのようなことに気をつけて白髪染めを行えばよいのでしょうか。
・肌トラブルを防ぐために
白髪染めは肌への刺激が強い薬品を使用しています。
そのため、使用前にパッチテストを行いましょう。
パッチテストをすることにより、大きなトラブルは避けることができます。
パッチテストは腕の内側などに薬剤を塗り、１日おきます。
テスト当日は薬剤が取れてしまわないように入浴は避けた方が無難です。
もし入浴する場合は薬剤を塗った部分を濡らしたりこすったり
しないように気をつけてください。
パッチテストで特に何も起きなかった場合でも、実際に白髪染めをした時に
頭の痒みや湿疹が出ることがあります。
その場合、アレルギー反応が出ていることが考えられますので、すみやかに
皮膚科を受診しましょう。
市販の製品を使用する場合だけでなく、美容室で白髪染めをする場合も
パッチテストを受けるようにしましょう。
・白髪染めは体に良くないのでは？
白髪染めには「ジアミン」という成分が使用されています。
これまでに特に大きな不具合の報告はなされていません。
しかしながら農薬の150倍もの毒性があるとも言われています。
成分は頭皮から経皮吸収されて体内に入ります。
非常にまれではありますが、アナフィラキシーショックを起こす方もいらっしゃいます。
また、白髪染めに対して強いアレルギー反応を起こす方がいます。
それは薬剤に含まれているパラフェニレンジアミン（ＰＰＤ）が原因とされています。
接触性皮膚炎・粘膜のむくみ・結膜炎・鼻炎・気管支喘息・かぶれなどの
症状が確認されていますので、白髪染めを使用した後にこのような症状が
出た方は専門医を受診し、治療を行いましょう。
・抜け毛が増える
白髪染めを行ったことによって、抜け毛が増えたと感じる方もいらっしゃいます。
これも薬剤が毛根に刺激を与えたことが原因と考えられます。
一時的なもので症状が治まることが大半ですが、気になるようでしたら
専門医を受診しましょう。
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