口コミから見る「ジアミンフリー」「天然由来」の白髪染め

『化学染毛料』の主成分は『ジアミン』と呼ばれる化学染毛料で、
それが内蔵に蓄積されて体内の許容量を超えると
突然アレルギー反応を起こすようになるのだそうです。

美容院で使われるカラーリング剤にもスーパーや薬局で買える
カラーリング剤にも同じく含まれる成分ですが、自宅で簡単に
染めることのできるものの方が成分的には強いそうです。

簡単、手軽、安価な自宅でのカラーリングは
『ジアミン』の科学的な力に頼ったもので、
その代償は意外にも恐ろしいものだったのです。

そこで、『ジアミンフリー』と呼ばれる、
『ジアミン』を含まないカラーリング剤を探してみました。

トリートメントとして使用するものが多く、中でも
『ヘナ』や『昆布』の表記が多く見られました。

そのレビューに共通するのが、
「１回では染まらない。」「染まり難い。」「色落ちが早い。」などです。
『ジアミン』を含む『化学染毛料』は、『ジアミン』を『アルカリ』と反応させ、
髪の内部に色素を残すことで髪に色を着けています。

一方、“天然成分”によるものは、
髪の表面に色を吸着させるだけなので、
染まり難さや色落ちはやむ負えない点があります。

『ヘナ』や『昆布』の表記のある商品のレビューで
「１回で色が着いた。」とか「発色の良い黒になった。」などと
いうものがありましたが、成分を見ると、
『ヘナ』や『昆布』以外にも化学色素が使われていました。

このような商品の場合、『ヘナ』や『昆布』などの天然成分は
あくまで“配合”されているだけなのかもしれません。
即効性や発色や定着度を求めるには、
やはり化学の力を借りないと難しいのですね。

天然成分にこだわるのであれば、それなりの努力と根気が要るようです。
『天然色素』だけを使用している場合には、色が着くまでに
最低でも約一カ月はかかると考えておくのが良いようですから…。

『ジアミン』も『化学色素』も使用していないものでも、
全くの天然成分１００％というものは限られています。
しかし、１００％天然成分ではない場合、染色の手間も少なく、
色のヴァリエーションがあるなどの利点があります。

『化学染毛料』は使いたくないけれど、
『天然成分１００％』を使用するのは面倒という人には
中間取りといったところで良いかもしれません。

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