エストロゲン減少と女性がなやむ薄毛・抜け毛の関係とは
抜け毛や薄毛は男性の悩みと思い込んでいませんか?
実は多くの女性も抜け毛や薄毛の悩みを
抱えていることをご存知でしたか?!
髪の毛が伸びたり、太く成長したりするには女性ホルモン
『エストロゲン』が大きくかかわっているんです。
『エストロゲン』は女性らしい体を作るホルモンで
お肌をプルプルにしたり、ツヤのある髪の毛を作る作用が
あることが知られています。
よく、『恋する女性はきれいになる。』というのは本当で
恋をしている女性はエストロゲンが多く分泌され、
魅力的になっていくのです。
しかし、産後や更年期をむかえるとこのエストロゲンの
一気に分泌量が減ってしまい、髪の毛のツヤや太さが
なくなっていくわけです。したがって、髪の毛の悩みを
抱える女性はだいたい40代〜が多いようです。
では、このエストロゲンを増やすにはどうしたらいいのか…?
☆1つは上に書いてあるように恋をすること!
でも、そんなしょっちゅう恋なんてできません…。
☆2つ目はストレスをためないこと!!
ストレスをためるとエストロゲンの分泌量は下がってしまいます。
例え若くてもストレスをためてしまえば、エストロゲンが十分な量
分泌されず、細くて弱い髪の毛になってしまうのです。
☆3つ目はイソフラボンを取ること!!
大豆などに含まれるイソフラボン。これは体内に入ると
エストロゲンと同じ働きをするといわれていて、
育毛や女性の体の悩みを解決するには効果的だといわれています!
食事に、大豆などを取り入れて髪の毛も体も健康になりましょう♪
(※イソフラボンのとりすぎは副作用もあるので注意です!)
薄毛の原因にも…女性ホルモンが減少するメカニズムを探る
そもそも、女性の体でも男性ホルモンは作られています。
副腎という所で作られ、その量は男性の10分の1なのだそうです。
健康な状態であれば、女性ホルモンと男性ホルモンのバランスが
保たれ、艶やかでボリュームのある髪が保たれています。
しかし、ホルモンのバランスが崩れ、女性ホルモンが減少し
男性ホルモンが優位になると艶やかな髪は失われ、抜け毛や薄毛
と言った症状が現れるようになります。
女性ホルモンは卵巣で作られます。
「エストロゲン」と「プロゲステン」というホルモンです。
「プロゲステン」は妊娠のために働きます。
「黄体ホルモン」というほうが馴染みがあるかもしれません。
女性ならではの艶やかな髪には、もう一方の「エストロゲン」が
大きく作用しています。
女性の薄毛や抜け毛はこの「エストロゲン」の減少が原因です。
では、なぜエストロゲンが減少してしまうのでしょうか。
ポイントは「卵巣」と「視床下部」です。
「視床下部」は、全身のホルモンの分泌をコントロールしています。
視床下部の指示を受けて、卵巣が女性ホルモンを作り分泌します。
閉経を迎える50歳前後には卵巣の働きが徐々に低下します。
卵巣の働きが弱くなると、エストロゲンの分泌も
下がってしまうのです。
これは加齢とともに起こる現象ですので、仕方がないことだと
言えるかもしれません。
一方で問題になっているのが、若い女性のエストロゲンの減少です。
原因は、ストレスや1ヵ月に5%以上もの減量を行う極端なダイエット
にあると言われています。極端なダイエットを行うとホルモンの分泌を
司っている視床下部が栄養失調状態となり、ありとあらゆるホルモンの
分泌が低下してしまうのです。
過度のストレスも、それに対処するために視床下部がフルに働き、
生命維持のためのホルモンを優先させ、生殖のためのホルモンを
後回しにしてしまうことで、卵巣が働かず生理不順やエストロゲンの
減少が起こってしまうのです。
不規則な生活や栄養の不足が視床下部に負荷を掛け、大事な卵巣が
十分に働くこができない環境を作り出しているのです。
その結果、ヘアサイクルが短くなり、髪の毛の育ちが追いつかなくなるのです。
だから、薄毛や抜け毛と言った症状が現れてしまうんですね。
女性にとって髪の毛はとっても大事!
ファッションやオシャレのためにも、そして恋するときだって
キレイでいたいものです。年をとっても、しっかりたっぷりと
した髪の毛で過ごしたくありませんか?
カツラやヘアコンタクトに頼らない!
自分の髪の毛で、人生明るく!美しく過ごしたいものです♪
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