プロペシアとミノキシジルの得意不得意
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プロペシアとミノキシジルの得意不得意
AGAにはフィナステリドとミノキシジルと言いますが、
それぞれに得意分野のようなものはあるのでしょうか?
フィナステリドは、男性ホルモンを変成させる反応を止め、
AGAの進行を止める事ができる薬です。
ですから、この反応が起こり得る場所であれば、
どこでも効く事になります。
例えば頭皮だけに限って言うと、頭頂部には効果がありますし、
生え際にだってこの反応が起こる場所があれば、効果があるわけです。
ですから、得意分野は「全般的」である事が分かります。
対して、ミノキシジル。
一般的なミノキシジルの得意分野は、頭頂部になります。
血行を促進して、毛根を刺激してあげることにより、発毛を促します。
しかし、生え際やM字ハゲの部分にはなかなか効きづらいようです。
ここが苦手分野ですね。
しかし、その苦手分野は、配合成分や成分含量を
変更する事で克服できます。
例えば、ミノキシジルが15%も配合されているミノキシジル製剤は、
頭部全体に塗る事には抵抗があっても、M字部分だけに塗って、
その部分の発毛だけを強力に促すという事はできます。
これらからすると、フィナステリドもミノキシジルも、頭部に関しては
苦手分野は全て克服できていると言えますね。
ミノキシジルは、頭頂部と生え際を別けて考えれば、克服できます。
問題は、効果はあっても副作用もあるという事ですね。
効果を追い求めるがあまり、高濃度のミノキシジルを頭部全体に
使う事で、低血圧を引き起こしてしまったり、頭部の炎症を起こして
更なる抜け毛を引き起こしてしまったりする可能性は大いに考えられます。
それぞれの得意分野の範囲に、適切な濃度を使う事は、
発毛、育毛、脱毛抑制には大事な事だと思います。
そして、それぞれを単体で使っても意味がない場合がある、
という事も重要です。
プロペシアは脱毛抑制ができますが、毛を生やす事はできません。
ミノキシジルは発毛はできますが、脱毛抑制はできません。
脱毛が進んでしまった頭部には、
ミノキシジルだけでは対抗できませんし、
抜け始めの段階ではフィナステリドだけで
対抗できる場合もあります。
自分の頭皮の状態を見極めて、得意分野の薬剤で
効率よく育毛をしていきましょう。