ミノキシジルの塗布方法と部位別最適濃度
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ミノキシジルの塗布方法と部位別最適濃度
AGAに効果があるとされるミノキシジルですが、最適な濃度などはあるので
しょうか?
日本国内では唯一、ミノキシジル製剤として発売が許可されているのが
リアップです。1999年に、ミノキシジル1%のリアップが発売されました。
その後、女性用のリアップレディも発売されましたが、こちらもミノキシジル
1%含有です。そして、2009年には、ミノキシジルが5%も配合された、
リアップX5という商品が発売されました。しかし、リアップが発売される
よりも前から、ミノキシジルが高濃度に配合されて、しかも価格が安い
ロゲインなどの個人輸入がされてきました。
頭皮の部位別にみるミノキシジルの至適濃度はそれぞれ異なっており、
頭頂部は二日に一回5%程度とされています。また、生え際から前頭部に
かけての薄毛部分には一日一回10%から15%と、至適濃度も回数も
高くなっています。
育毛剤は、その至適濃度を守る事も大切ですが、使用方法も大切です。では
どういった使用方法が効果的なのでしょうか?
まずはお風呂に入る30分ぐらい前、頭皮が乾いた状態の時に、適切な量を
頭皮に塗布しましょう。その時、頭皮を軽くマッサージして、浸透を助けて
あげます。
次に、蒸しタオルやシャワーキャップで頭を覆って十分に温めます。目安は
3分以上です。
次はシャンプーです。すでに薬剤は頭皮に浸透していますから、余分な
薬剤を取り除くようしっかりとシャンプーします。この時、爪を立てない
ように気をつけましょう。爪を立てると頭皮に傷を付けてしまい、ここから
抜け毛が起きる可能性があります。また、すすぎをきちんとしましょう。
すすぎ残しからフケや痒みに繋がり、抜け毛の原因になります。
再度、適量の育毛剤を塗布しましょう。髪の毛ではなく、頭皮に入れこむ
ようにマッサージをしながら塗布します。こうする事で血流が促進されます。
使用する薬剤の至適濃度も大事ですが、塗布の仕方も重要になってきます。
上記以外にも、薬剤の使用法に書かれた塗布法に従って、正しい使用法を
心がけましょう。