ノンシリコンシャンプー

シリコンじゃないっ!問題は洗浄成分だ!

シリコンが入っていないから良い、入っているから良くない
と、シリコンの有無だけで判断されがちなシャンプーですが、
実は洗浄成分こそ気にしていただきたいポイントなんです。

 

■たった3種類だけ

 

何十種類とあるシャンプーも、洗浄成分だけをみると、
@石油系、A石鹸系、Bアミノ酸系
のたった3種類しかありません。

 

しかし市販のほとんどが@の石油系なんですね。
成分表示を見ると、ラウレス硫酸○○とか、ラウリル硫酸○○とか かれているものがそうです。
ツバキ、ラックス、パンテーン、アジエンス、メリット、エッセン シャル、ハーバルエッセンス、
ダヴ、海のうるおい藻、H&S、サイオス、ソフトインワン、スーパーマイルドなどなど、
使われてないのを探すのが難しいくらい圧倒的なシェアです。

 

コストが安く汚れもしっかり落とすので重宝されているのでしょうが
実は髪がバサバサになってしまうほど洗う力が強いんですね。
そのため同じくコストの安いシリコンを大量に投入することで、
髪にツヤとなめらかさを与えている、といったわけなんです。

 

Aの石鹸系は石けん素地、つまり石鹸で髪を洗うことなんです。
汚れは落ちますが泡立ちが悪いので、きしみやごわつきは避けられません。
ただ素材的にはとてもシンプルなので、使用感よりもそちらを重視する方には
いいかもしれませんが、シャンプー後にはトリートメント的なものが必須となるでしょう。

 

最ももおススメなのが、Bのアミノ酸系です。
人体の組成と同じアミノ酸系の界面活性剤を使用したもので、
成分表記にココイル○○とかコカミド○○、○○ベタインなどと書かれていればそうです。
洗浄力がマイルドなため地肌に負担をかけず、優しく洗い上げるのが特徴。
ノンシリコンシャンプーの洗浄剤として使われることが多く、
洗う力が強すぎないので髪もバサバサにならない、
よってわざわざシリコンを入れる必要もない、というわけなんです。

 

いかがでしょうか。
なぜシリコンを入れねばならないのか、
なぜシリコンを入れなくとも大丈夫なのか、
答えはまず洗浄成分にありき、なんですね。

 

きしまないノンシリコン