髪の毛の生涯を辿ってみる

髪の毛の生涯を辿ってみる

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髪の毛とは、どうやってつくられているのでしょうか?

 

 髪の毛は爪と同じように、皮膚からできています
皮膚の角質層によって形成されており、タンパク質、
もっと細かくするとアミノ酸からできています。
ですから、アミノ酸が不足すると、
髪は形成できなくなります

 

 皮膚から作られている、とはいうものの、
皮膚と違う点は「修復が出来ない」事。
痛んだ髪を自らが修復する事は出来ないのです。
これはAGAに限った事ではありません。
ですから、女性ではトリートメントなど外的な力で
髪の痛みを修復しようとするのですね。

 

 

 

 私たちの目に見える髪の毛は「毛幹といい、
地肌の中にある部分は「毛根といいます。
髪の毛を作る工場となるのは「毛根」です。

 

 毛根のメインとなる細胞が「毛母細胞です。
ここに養分が送られると毛母細胞が分裂して
成長していきます。これが頭髪となって行くわけです。
ですから、養分が送られて行く事は髪の成長に
必須となります。養分を送るためには、
毛根周囲にある毛細血管の血行を良くする必要があります。
AGAの場合、この血行が悪い事が原因の場合もあります

 

 

 

 こうして私たちの髪の毛は出来上がって行きます。

 

髪の毛は、毛母細胞が分裂する事により伸び、
そして抜け、また生える。
この繰り返しをしており、「ヘアサイクル」と呼ばれます。
AGAの場合、このヘアサイクルは
どう変わってくるのでしょうか?

 

 正常なヘアサイクルは、以下の通りです。

 

*成長期
 髪が作り始められます。新しい髪が伸びると、
古い髪は自然に抜け落ちて行きます。
頭髪全体の8割から9割はこのサイクルに
あるといいます。
長さは4年から5年という長さです。
この時期、古くなった髪は自然に抜けて行きます。

 

*退行期
 成長力が衰えてきます。
2週間から3週間程すると、髪の成長は完全に
止まってしまいます
頭髪全体の10%はこのサイクルにあるといいます。
一握りもありませんね。

 

*休止期
 髪の毛は成長しません。
この間に別の髪が新しく生えはじめます。
頭髪全体の1割から2割はこのサイクルにあるといいます。
 AGAの時は、このサイクルの毛が多いという
特徴があります。
一言でいうと「髪が伸びない」、という事ですね。

 

ですから、AGAの場合、健康な成長期の髪を
いかに増やして行くか、保持して行くか
ここがポイントになりますね。

 

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