若白髪、少ない白髪にはまずヘアカラー
白髪が全頭髪の10%に達すると…
「白髪が目立つ」
という状態になると言われています。
1割と考えると少ないように思いますが、実際はかなり目立つので、
見た目の印象が老けてしまいます。
そのレベルまで達して「白髪なんていや!」
と思えばもちろん、白髪染めをするわけですが、
まだそこまで達していないレベルの白髪だったら、どうしますか?
抜いてしまえばしばらく目立たない、それぐらいの本数しか白髪がない、
でも伸びてくると気になってしまう、そんな状況があるかもしれません。
この場合に悩むのが、カラーリングをするか、白髪染めをするか、
という事ですよね。
美容院で「白髪染めをお願いします」というのは何となくいやだな、と思う
若白髪では、つい「カラーリングをお願いします」と言ってしまいたくなるもの。
カラーリングと白髪染めの違いは、染める色の暗さにあります。
メラニン色素をもつ黒髪なら、少し脱色をしてカラーリングしてあげれば、
目標とする色に到達するのですが、もともとメラニン色素が
減ってしまっているか、なくなってしまっている白髪ですと、
カラーリングをしてもなかなか色がつきません。
ついたとしても、目標の色より明るくなってしまいます。
ですから、白髪染めの染料はカラーリングの染料よりも色味が暗くできています。
しかし、暗い染料を用いて髪を染めると、
白髪以外の髪も暗く染まってしまい、
白髪とそうでない髪の色の差は縮まりません。
そこで、カラーリングとのもうひとつの違いが出てきます。
それは、脱色度合いが強いという事です。
白髪ではない髪と、白髪との明るさの差を少なくしてから、
染髪剤で染めてあげる事で、色むらを減らす事ができます。
しかし、この行程は髪からメラニン色素を抜き取る事になり、
髪に対するダメージが大きくなります。
まだ白髪が数本しかない場合、ここまでするメリットはあるでしょうか?
白髪の本数が少ない場合は
カラーリングで十分対処できます。
染めても明るい髪が目立ってしまう、そう思い始めたら白髪染めに移行する。
痛みの少ない髪を保つためにも、それで十分ではないでしょうか?
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